一般的に注文住宅の家づくりと聞いたとき、家に目線が入りやすくなり外構でもあるエクステリアを後回しにしてしまう人も多いようです。しかし、注文住宅の家づくりは家の中から見た景色はもちろん、道路から家を見るときの視線などもあるのでエクステリアを後回しにしてしまうと、住宅の環境などにより道路から家の中が丸見えになってしまったり、夜間人通りが少ない地域などは不審者などが家の周りをうろうろするなど物騒な状態になることもあります。注文住宅の家づくりは予算内に収めるために色々な工夫をすることになりますので、家が完成すると予算がゼロなどのケースも多いといえます。このような状態からエクステリアの計画を立てると既に予算が底をついているなどからもお金がたまるまでの間はそのままにしておかなければならない、このような事態を招いてしまうこともゼロとはいい切れません。
門柱から玄関先までのアプローチは家に訪れるお客さんが最初に歩く部分、アプローチが土のままではせっかくの新築住宅も台無しです。マイカーを所有している人は駐車場も必要になるけれども、注文住宅は駐車スペースの確保ができる反面、最初にそれを計画しておかないと駐車場のスペースがなくなってしまうなどの大失敗になることもあり得ます。予算もそうですが、家が完成した後のセキュリティなども踏まえてエクステリア部分の計画も同時に進める、これにより予算配分などができるようになるので家全体をまとめることが可能になります。