これから家を建てようと考えている方がいると思われます。その際は高気密高断熱住宅にするべきです。どういうものなのかというと、壁や床、天井などに断熱材を使って高い断熱性と気密性を実現した住宅のことです。夏は涼しく、冬は暖かい空気が循環するため、暑さや寒さのストレスが少ないのがメリットになります。

高気密高断熱にすれば、エアコンを使用する時間が少なく抑えられて、電気代も安くなるはずです。普通の住宅であれば夏や冬は1日中エアコンを使用している方が多いのですが、最小限のエアコンの使用に抑えられて家計に優しいと評価できます。電気料金がどんどん高くなっていることを考えると、高気密高断熱にした方が間違いなく良いです。また、環境に優しいこともおすすめする理由の一つになります。

地球温暖化が進行しており、様々な問題を引き起こしているのが現状です。夏になると35℃以上の気温が何日も続きますし、異常気象も10年前と比べて明らかに増えています。エアコンの使用が少なくなるということは、電気の使用量が少なく抑えられるわけです。日本の電力は原発事故の影響で火力発電の割合がかなり高くなっています。

火力発電は地球温暖化の原因である二酸化炭素を排出しているため、電気を少なく抑えることが地球温暖化を抑制する方法の一つです。国や自治体に任せるのではなく、個人でも積極的に取り組まなければいけない課題です。高気密高断熱にすることを前向きに検討してみてください。

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