アダラートで血圧管理とDHAを含む食べ物で治療

日本人に限らず世界的にも多数の患者がいる高血圧は動脈硬化をはじめとする多様な疾患のリスクと伴うものとして早期発見、早期治療が求められる疾患の一つです。世界においても日本においてもその治療におけるガイドラインが設定されており、それに沿った治療が行われていくのが一般的です。その基本となるのは血圧を目標値に保つということと生活習慣に根ざした原因治療を行っていくというものであり、両者を同時並行で行うことによって合併症のリスクを下げながら根本治療を目指していきます。
日々の血圧管理にはアダラートのような一日に一回の服用でよいものが選ばれます。アダラートはそれ自体は半減期が短いものですが、徐放性の製品が登場したことによって血圧管理に容易に用いることができるようになりました。アダラートのように持続的に作用することによって服用回数を減らせることはコンプライアンスの向上に大きな寄与があります。また、半減期が短いアダラートを徐放剤として使用することで副作用が生じた場合にも速やかに薬剤が身体から除去されるというメリットがあります。
一方、原因治療では減塩食や禁煙、禁酒が進められるのが基本となります。それに加えて摂取を進められる食べ物として野菜と青魚があります。野菜に多く含まれるカリウムには血圧を低下させる作用があり、青魚に含まれるDHAには動脈硬化のリスクを下げる効果があるからです。特にDHAは多様な健康効果が知られており、食べ物による積極的な摂取が進められています。しかし、一日に推奨される量を食べ物からとることが難しいことも多く、DHAを含有するサプリメントを摂取することによって毎日目標値に達せるようにするという人も増えてきています。